【カンタン】寝違えたときの改善方法を紹介!次に備えて予防しよう

【カンタン】寝違えたときの改善方法を紹介!次に備えて予防しよう

寝違えると首や肩まわりにとても強い痛みが出るので、日常生活に支障をきたしますよね。そこで、今回はそんな寝違えの主な原因と寝違えたときにするべき緩和方法をご紹介します。

この記事を読むことで、「なぜ自分はよく寝違えるのか?」という点や「寝違えたときはどうすればいいの?」という疑問をすべて解決できるでしょう。ぜひ、これからご紹介する方法を参考に寝違え予防をしていきましょう。

 

寝違えの原因とは?

まず寝違える主な原因としては3つあります。

・寝相が悪い

・枕があっていない

・寒くて体が冷えてしまう

この「寝違え」と呼ばれる症状の多くは、首周辺の筋肉が軽度の肉離れを起こしている状態です。ちなみに寝違えるのは首だけでなく、肩や背中なども寝違えてしまう可能性があります。これらの点を踏まえて原因を把握していきましょう。

 

寝相が悪い

寝相が悪いと無意識のうちに首や背中などの筋肉に無理な負担がかかってしまいます。また、寝相が悪くなってしまう原因としては硬すぎるマットレスや逆に柔らかすぎるマットレスを使うことで寝相が悪くなっていまうのです。

というのも、マットレスがご自身の身体に合っていないと寝返りが打ちにくくなり、結果的に寝相が悪くなります

なので、マットレスを購入するときは店舗で実際に触れてみたり、試しに寝てみたりすると寝返りが打ちやすいマットレスを見つけることができるでしょう。ちなみに寝相が悪くなくても、仕事で同じ姿勢を長時間持続しているような場合は寝違えの原因となりかねません。たとえば、長時間のパソコンやスマートフォンの使用などが該当します。

もちろん寝相を良くするためのマットレスも重要ですが、日々の生活におけるスマートフォン操作なども一緒に見直すことが重要ですよ。

 

枕があっていない

枕は自分の首に対して、高くても低くても寝違える原因になりやすいです。そのため、枕の高さがあっていないと脳への血流が悪くなってしまい、頭痛を引き起こしやすくなります。

また、首に対して高すぎる枕を使用すると常に顎が引けている姿勢になるため、本来寝ているときには負荷がかからない「首すじ」や「肩」などに余分な力が入ってしまうこともあるのです。

 

寒くて体が冷えてしまう

寒い環境で寝てしまうことも寝違えの原因になります。理由は、体が冷えている状態で寝てしまうと血流が悪くなり、首まわりの筋肉が硬直してしまいます。

この状態が続くと肉離れのような痛みや頭痛、長期間の肩こりなどを発症しやすくなり、寝違えやすくなるのです。

なので、夏場や冬場でも体が冷えすぎないように室温を調整し、首や肩など寝違えやすい部分は布団をしっかり掛けるようにしましょう。

 

寝違えたときの4つの緩和方法

寝違える原因がわかったところで、次に具体的な緩和方法をご紹介します。とくに寝違えたときは、筋肉が軽い肉離れを起こしている可能性もあるので無理やり動かすのは避けましょう。そのため、痛みを我慢してストレッチなどをしてしまうと最悪の場合、首がまったく動かなくなることもあります。

なので、もし寝違えてしまったらこれからご紹介する4つの緩和方法を試してみてください。

 

①首を冷やす

先ほども述べたように寝違えると血液の流れが悪くなり、頭痛などの症状につながってしまいます。なので、痛みのある場所を氷水を入れたビニールや保冷剤をタオルで巻いて当てて冷やすと効果的です。

ちなみに「血流が悪いなら温めたほうがいいのでは?」という疑問が浮かぶかもしれませんが、痛みを伴っているときは冷やすようにしましょう。

理由は、首が痛いということは「炎症を起こしている」ということになるので、温めるよりも冷やすほうが効果的だからです。

また、温めることは”予防”としてはとても効果的なので、痛みがないときは首や肩を温めて血流をよくしておきましょう

 

②湿布を貼る

保冷剤や氷水でも痛みが引かない場合は、痛みのあるところに湿布薬を貼るか消炎鎮痛剤を飲んでおくと痛みの軽減につなげることができます。

湿布や消炎鎮痛剤を内服するタイミングとしては、痛みのある箇所を冷やしてもまったく痛みが軽減されないときです。

冷やしても痛みが軽減されない場合は、炎症を起こしている場所が筋肉の深い部分である可能性が高くなります。そのため、筋肉の深い部分が炎症を起こしているのであれば、湿布や消炎鎮痛剤などの抗炎症薬がより有効です。

ただし、先ほども述べたようになるべく痛みのある場所は動かさないほうがいいので、湿布などを貼ったからといって動くようになるとは限りません。あくまでも絶対安静を守るようにしましょう。

 

③ツボを押す

少し意外と思われるかもしれませんが、特定のツボをマッサージすることも非常に有効です。ちなみに寝違えたときの痛みを緩和するときにマッサージするべきツボは、「背骨付近のツボ」と「手の甲のツボ」の2種類があります。

ただし、ツボを強く押しすぎると逆に痛めてしまう可能性もあるので、軽くマッサージするようにするといいでしょう。

 

背骨付近のツボ

1つは「肩中兪(けんちゅうゆ)」と呼ばれるツボです。このツボは、うつむいたときに1番出っ張る背骨(第7頸椎)から指3本分外側にあります

とくに首まわりの痛みに効果的で、寝違えだけでなく首こりや肩こりにも効果があるのです。

 

手の甲のツボ

2つめは「落沈(らくちん)」というツボです。このツボは、人差し指と中指の骨が交わるところにあります

また、落沈(らくちん)という名前は寝違えという意味を表しており、寝違えの治療によく使われるツボでもあります。

 

無理に身体を動かさない

先述しましたが、上記のツボを押すのはいいですが無理に首や肩を動かしたり、ストレッチするのはあまり良くありません。痛みがあるのにもかかわらず、無理やり動かしてしまうと症状を悪化させてしまう原因にもなりますので注意しましょう。

また、寝違えたのを首こりや肩こりと勘違いしてマッサージすることも症状の悪化につながります。ただし、予防策として普段から筋肉が凝り固まらないようにマッサージをするといいでしょう。

少なからず寝違えは、筋肉が凝り固まって血流が悪くなることが大きな原因となります。なので、普段から全身をストレッチしたり、マッサージをしてほぐしておくと寝違えも予防することが可能です。

 

まとめ

今回は、寝違えたときの痛みを緩和させる方法から寝違えの原因までご紹介しました。とくにこの記事を読み終わった後に確認していただきたいのが、枕の高さとマットレスの寝心地です。枕については、低反発のものから柔らかいもの、寝返りを打てるように大きめの枕など様々な種類があります。さらに人それぞれ骨格や骨の位置が違うので、あまりにも寝違えるようであればオーダーメイドの枕もおすすめです。

ただし、寝違える頻度が多かったりなかなか治りが遅かったりする場合は、無理に自分で解決するのではなくお近くの整体や整骨院に相談するようにしてください。

 

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