
日常的な仕事や運動、家事などを行なっていると疲労が溜まりますよね。さらに、若いときに比べて疲労が回復しにくくなっていると感じている方も多いと思います。
加えて疲労をそのまま身体に残しておくと、思考力や体調の悪化にも繋がりかねません。そこで、疲労の原因となる具体例からすぐにでも実践できる疲労回復の方法をご紹介していきます。
本記事を参考に、疲れ知らずの身体を目指しましょう。
あなたの疲労タイプは?
疲労回復をするためには、自分自身の疲労がどのタイプになのかを把握する必要があります。というのも、披露の仕方によって対処法が変わってくるからです。
正確な原因を把握して、適切な方法で疲労を回復していきましょう。
ちなみに疲労のタイプとしては、以下の3つがあります。
上記それぞれのタイプ別に詳しくみていきましょう。
慢性的な疲労
「慢性的な疲労」というのは、長期間にわたって疲労が身体から抜けず常に疲労感があるという状態です。
主な原因としては、継続的な体力仕事やオーバーワーク、運動不足による体力低下などが考えられます。この慢性的な疲労は、年齢を重ね体力が低下することで感じるようになり、体がクタクタに感じたりすることが大きな特徴です。
精神的な疲れ
肉体的な面からくる疲労のほかに、精神面での疲労も原因になることがあります。
たとえば、仕事や家事などの些細な点でイライラしたり、なかなか夜が寝つけなくて不眠になったりすると少しずつ精神的な疲労が溜まっていきます。
何気なく過ごしている日常で、以下のように感じていたら要注意です。
・運動をしていないのに疲れを感じる
・仕事や人間関係に違和感を覚えている
・何もしていないのになんとなくだるい
・夜になっても眠れない
上記のいずれか1つでも心当たりがある方は、精神的な疲れを蓄積している可能性が高いと言えるでしょう。
筋肉疲労
運動した後になんとなく体の疲れが抜けないと感じている方は、「筋肉疲労」である可能性があります。筋肉疲労が起こる明確な原因はまだ科学的には証明されていませんが、少なからず筋肉への負担が大きすぎることが要因です。
たとえば、普段あまり運動しない人が急に激しい運動をはじめた場合や、いきなり腹筋100回などの大きな負荷をかけた筋トレするなどですね。
これまで筋トレや運動など筋肉に負荷をかけていない人が急に負荷をかけてしまうと、筋肉疲労の原因となるという訳です。
日常生活を見直して疲労回復!いますぐできる4つの方法
ここまでで、疲労にも原因によってさまざまなタイプがるということが分かったかと思います。できれば、疲労を溜めることなく、高いパフォーマンスを保ちたいですよね。
そこで、蓄積してしまっている疲労を回復するための方法を4つご紹介します。さらにこれからご紹介する方法は、日常生活の中で少し意識を変えるだけで簡単に実践することが可能です。
①睡眠の質を上げる
先ほど精神的な疲労が溜まる原因として「眠れない」という点を挙げました。とくに睡眠は、人間にとって脳の情報処理や疲労回復をするためには1番重要になります。
なので、継続的な倦怠感や疲労感を感じている方は睡眠の質を上げるように意識してみましょう。睡眠時に意識してほしいことは、以下のとおりです。
①適度な運動をする
眠れないことが原因の疲労は、先述したように”精神的な疲労感”になります。なので、運動という肉体的な疲労感を身体に与えることで、眠りやすくすることが可能です。
ただし、先ほども述べたように普段から運動に慣れていない人は、激しい運動はせず「散歩」など軽めの運動からはじめるようにしましょう。
いきなり負荷をかけすぎると、かえって筋肉疲労につながりやすくなりますからね。
②入浴で身体を温めリラックスする
入浴することは、非常にリラックス効果があり睡眠の質を高めてくれます。というのも、「なかなか眠れない」と感じている方は、まだ身体がリラックス状態にないことが原因です。なので、寝る直前などに入浴することで、身体の副交感神経を高めリラックス状態にすることができます。
③眠る3時間ほど前までに食事を済ませる
食事をしているときは、消化器官が活発に活動しています。そのため、摂取した食べ物を消化するまで内臓は働いているため、なかなか眠りにつきにくくなるのです。
なので、食事は睡眠を取る3時間前までには済ませるようにしましょう。
②乱れた食生活をなおす
良質な睡眠を取るためには、栄養バランスがとれた食事をすることも大事です。具体的には、糖質・脂質・タンパク質だけでなくミネラルやビタミン類などもバランスよく摂る必要があります。
以下にそれぞれの栄養素が取れる代表的な食べ物を紹介しますので、参考にしてください。
<良質な睡眠に必要な栄養素と代表的な食べ物>
糖質 |
・ご飯・食パン・ロールパン・うどん・そば・中華麺 |
---|---|
脂質 |
・油脂類 ・オリーブオイル・ごま油・アマニ油・サラダ油・バター・肉類 牛肉・豚肉 |
タンパク質 |
・肉類・魚介類・卵類・大豆製品・乳製品 |
ミネラル | ・魚介類・藻類・種実類・野菜・加工食品 |
ビタミン | ・レバー・納豆・人参・キウイ・菜の花・ブロッコリー |
③規則正しい生活リズムを意識する
毎日の生活リズムが崩れてしまうとその分睡眠の質の低下や、食生活の乱れにつながってしまいます。
なので、なるべく同じ時間に起きて、同じ時間に睡眠を取るようにすると身体の調子も整えやすくなるでしょう。
また、生活リズムが崩れたままになると、生活習慣病のリスクも高まりますのでご注意ください。
④有酸素運動でセロトニンを増加させる
適度な運動やスポーツを続け、セロトニンという物質を増加させることも重要です。
というのも、セロトニンが不足すると極度の疲労感・抑うつ状態・不眠などの障害をもたらしてしまいます。
なので、有酸素運動などを行い呼吸循環器系を活発化させ、血行をよくすることが良い睡眠につなげることができるでしょう。
ちなみに普段の生活で無理なく取り入れられる運動としては、以下がおすすめです。
・軽めのウォーキング
・散歩
・ラジオ体操
即効性が期待できる全身整体・バランス整体がおすすめ
全身整体とは、全身の歪みを調整し、さまざまな症状の改善を促す整体施術のことです。大きな特徴として、主に全身の筋肉をほぐして体のコリや緊張をゆるめ、全身の骨格を調整していきます。
自分一人で全身の歪みを調整することは難しいので、疲労感を一気に改善したいという方は、整体に行くといいでしょう。
整体で期待できる効果とは
期待できる主な効果は以下のとおりです。
・全身の血流およびリンパ液の流れを改善
・胸郭周辺の筋肉の緊張などを緩和
・肩甲骨周りの動きを正常に戻す
・足腰の筋疲労の軽減
いずれも疲労回復に対して、大きな効果をもたらすことが期待できます。
こんな方は行くべき!
「疲労が溜まっているので、疲労回復したい」
「全身が疲労していて、さまざまな箇所が痛む」
「手足などがむくんで、血行が悪くなっている」
「身体に複数あるコリや痛みを改善したい」
上記のように悩んでいる方は、ぜひ整体へ行ってみましょう。即効性もあり、大きな効果が期待できますよ。
まとめ
今回は、疲労の原因から疲労回復をするため必要な方法をご紹介しました。
疲労回復に重要なことは、「睡眠」「食事」「運動」のバランスです。正しい生活リズムを作ることで、疲労を蓄積しにくい身体づくりをすることができます。
ぜひ、本記事で紹介した方法を実践してみてください。